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「進工舍」とは
1970年に“点鬼簿”入りした舎主の実父が、生前経営していた家業の屋号。
戦前につくられた木造二階建て家屋を改装して、50年代前半に創業。事業の最盛期には、本業とはまったく無縁の、名も無き「アナキスト」の活動拠点としても、多くの人間が出入りしていた。 両親没後は、曲折をへて住む人もないまま放置されていたが、今世紀に入って解体・撤去されついに消失。 このブログは、今はないこの舎(やど)を通り過ぎた人びとを偲びつつ、「新たなアナキズム」の可能性について、極私的につづるもの。 (なお、「舎」ではなく「舍」が正式名称) (最新記事の表示は、ページトップのブログタイトルをクリック) ・進工舍・別館もあります。 ・ana_gon(進工舍の次男坊)(舎主のツイッター) ◇舎主おすすめのサイト ・アナキズムFAQ ・アナキズム図書室 幸徳・大杉・啄木 etc. ・「父」 金子文子 『何が私をこうさせたか』(部分) 青空文庫 ・朴烈義士記念館 朴烈とその妻・金子文子を顕彰する韓国の施設(ハングル表記) ・アナキズム文献センター ・竹中英太郎記念館 「英太郎と労」父子の個人資料館 ・リベラル21 ・声なき声の会 ・マガジン9 ・九条の会 ・侵攻社の少年 カテゴリ
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●竹中 労 『琉球共和国 汝、花を武器とせよ!』(ちくま文庫)2002
6月も近いというのにうすら寒い一日。めったに行かない古書店で、ずっと探していた竹中労の絶版文庫を発見した。半値以下だけど、帯がついたままの美本ともいっていいもの。550ページ超の大部。こんな時機に出合うなんて、やっぱりこれもひとつの「縁」か。 このブログを書き始めてから手に入れた本の、501冊目。 その帯には「沖縄、ニッポンではない――」の文字が躍る。 「“日本人”になることは、沖縄人にとっての実は不幸である」――いま竹中サンが生きていたら、沖縄の現状についてなんと言うだろうか。 初出単行本の初版は1972年7月、三一書房から。 そういえば、三一書房ってどうなってしまったの。この先はたして、会社はダイジョーブなんだろうか。『庶民烈伝』の下巻も未だに行方知れずだし…。 500冊目は、きのう新書を買ったんだっけ。 ●藤木久志 『中世民衆の世界 村の生活と掟』(岩波新書)2010
by dra-wkw
| 2010-05-29 20:23
| 日常
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