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「進工舍」とは
1970年に“点鬼簿”入りした舎主の実父が、生前経営していた家業の屋号。
戦前につくられた木造二階建て家屋を改装して、50年代前半に創業。事業の最盛期には、本業とはまったく無縁の、名も無き「アナキスト」の活動拠点としても、多くの人間が出入りしていた。 両親没後は、曲折をへて住む人もないまま放置されていたが、今世紀に入って解体・撤去されついに消失。 このブログは、今はないこの舎(やど)を通り過ぎた人びとを偲びつつ、「新たなアナキズム」の可能性について、極私的につづるもの。 (なお、「舎」ではなく「舍」が正式名称) (最新記事の表示は、ページトップのブログタイトルをクリック) ・進工舍・別館もあります。 ・ana_gon(進工舍の次男坊)(舎主のツイッター) ◇舎主おすすめのサイト ・アナキズムFAQ ・アナキズム図書室 幸徳・大杉・啄木 etc. ・「父」 金子文子 『何が私をこうさせたか』(部分) 青空文庫 ・朴烈義士記念館 朴烈とその妻・金子文子を顕彰する韓国の施設(ハングル表記) ・アナキズム文献センター ・竹中英太郎記念館 「英太郎と労」父子の個人資料館 ・リベラル21 ・声なき声の会 ・マガジン9 ・九条の会 ・侵攻社の少年 カテゴリ
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この春・大学を卒業する甥(おい)の 「I」君は、就職先が正式決定したという。
とにかく、現代人のほとんどが経験したことのないこの大不況下。社会に船出するすべての新しき人びとに、ありきたりではあるが、心からのエールを送りたい。 まちがいなく歴史に刻印されるであろう2009年というこの時。生まれたてのウミガメの子どもが、たったひとりで荒海に泳ぎ出るような心持ちにあるとは思う。 しかし、残る者は、無事を念じつつ門出を見送るしかない。ついていって手を貸すことは、残念ながらできない。 とはいえ幸運なことに、子ガメたちとは異なり、いよいよのとき君には帰るべき地点があるのだから。 ・上田紀行 『生きる意味』 岩波新書 2005年刊 ・上田紀行 『かけがえのない人間』 講談社現代新書 2008年刊 行きつけの書店で、岩波新書70周年記念・アンコールフェアをやっていた。たぶん昨年からずっと催されていたんだろうけど、いつもの売り場と違う展示場所だったので気がつかなかった。 そこで、タイトルと帯のキャッチに惹かれて、上田紀行が2005年に書いていた一冊を買った。 一読して、「吉野源三郎の名著 『君たちはどう生きるか』 の現代版」との、帯に書かれたフレーズが納得できた。 この本をはなむけとして彼に贈ろう。 その後、去年3月に出た現代新書も購入。こちらは、ダライ・ラマとの出会いと、筆者のこれまでの人生を自伝的に振り返るもの。 そっれにしても、相変わらず帯が“でしゃばりすぎ”の現代新書なり。 ・岩波書店 『世界 no.788 3月号』 特集:雇用の底が抜ける(定期購読) きのう、『世界 3月号』が届く。 特集は、すっかり全国区となった「派遣村」・湯浅誠村長の面目躍如といったところ。 今月は表紙がとてもいい。 モデルは、変哲もない17歳の若い女性なのだが、キャプションに書かれた言葉が泣かせる。 要約するなら… 中学時代にイジメを受け、いつ死んでもいいようにと毎日のように遺書を書いていた日々から、いまの園芸店で働くようになって、人が信じられるようになった。…と、こう語る彼女にも陰ながらエールを送りたい。風邪をひかないでガンバってね!
by dra-wkw
| 2009-02-10 18:17
| 日常
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