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「進工舍」とは
1970年に“点鬼簿”入りした舎主の実父が、生前経営していた家業の屋号。
戦前につくられた木造二階建て家屋を改装して、50年代前半に創業。事業の最盛期には、本業とはまったく無縁の、名も無き「アナキスト」の活動拠点としても、多くの人間が出入りしていた。 両親没後は、曲折をへて住む人もないまま放置されていたが、今世紀に入って解体・撤去されついに消失。 このブログは、今はないこの舎(やど)を通り過ぎた人びとを偲びつつ、「新たなアナキズム」の可能性について、極私的につづるもの。 (なお、「舎」ではなく「舍」が正式名称) (最新記事の表示は、ページトップのブログタイトルをクリック) ・進工舍・別館もあります。 ・ana_gon(進工舍の次男坊)(舎主のツイッター) ◇舎主おすすめのサイト ・アナキズムFAQ ・アナキズム図書室 幸徳・大杉・啄木 etc. ・「父」 金子文子 『何が私をこうさせたか』(部分) 青空文庫 ・朴烈義士記念館 朴烈とその妻・金子文子を顕彰する韓国の施設(ハングル表記) ・アナキズム文献センター ・竹中英太郎記念館 「英太郎と労」父子の個人資料館 ・リベラル21 ・声なき声の会 ・マガジン9 ・九条の会 ・侵攻社の少年 カテゴリ
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図書館から借りて、青木由美子[編]『オウムを生きて 元信者たちの地下鉄サリン事件から15年』(サイゾー)、を読んだ。
20代の「四女」を含め、40代から80代まで、7人の元信者からの聞書き集。(しかし、「信者」ってことばは、なぜに差別的にひびくのか…) あれからすでに15年が経った。“分裂”後もかかわり続ける人。新たな歩みを始めた人。だが、これを読むかぎり、関係者の大半は、善意に満ち、真摯に人生を見つめつつ生きがいを模索していた人びとだ。 編者いわく。【…彼らの物語は、特異であって特異でないことだ。彼らに心を寄り添わせることは、無理ではなかった。もちろんすべてではないけれど、わたしは彼らの中に、自分を見いだすことができた。 ……すべてを「他人事」にしてしまわないことが、事件を風化させない一番の方法かもしれない…】(「はじめに」 p.009) 思想・宗教に潜在する、「両義性」を知らしめる本ではある。 未読の本は数あれど、夏休みに読むつもりで、つい買ってしまったもの。 ◇幸徳秋水 『社会主義神髄』(岩波文庫)1953‐2010 ◇幸徳秋水 『兆民先生・兆民先生行状記』(岩波文庫)1960‐2010 ◇ステン・ベルクマン/加納一郎訳 『千島紀行』(朝日文庫)1992 ◇トルストイ/望月哲男訳 『イワン・イリイチの死/クロイツェル・ソナタ』(光文社古典新約文庫)2006 ◇吉村文成 『戦争の時代の子どもたち 瀬田国民学校五年智組の学級日誌より』(岩波ジュニア新書)2010
by dra-wkw
| 2010-08-02 23:03
| 社会
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