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「進工舍」とは
1970年に“点鬼簿”入りした舎主の実父が、生前経営していた家業の屋号。
戦前につくられた木造二階建て家屋を改装して、50年代前半に創業。事業の最盛期には、本業とはまったく無縁の、名も無き「アナキスト」の活動拠点としても、多くの人間が出入りしていた。 両親没後は、曲折をへて住む人もないまま放置されていたが、今世紀に入って解体・撤去されついに消失。 このブログは、今はないこの舎(やど)を通り過ぎた人びとを偲びつつ、「新たなアナキズム」の可能性について、極私的につづるもの。 (なお、「舎」ではなく「舍」が正式名称) (最新記事の表示は、ページトップのブログタイトルをクリック) ・進工舍・別館もあります。 ・ana_gon(進工舍の次男坊)(舎主のツイッター) ◇舎主おすすめのサイト ・アナキズムFAQ ・アナキズム図書室 幸徳・大杉・啄木 etc. ・「父」 金子文子 『何が私をこうさせたか』(部分) 青空文庫 ・朴烈義士記念館 朴烈とその妻・金子文子を顕彰する韓国の施設(ハングル表記) ・アナキズム文献センター ・竹中英太郎記念館 「英太郎と労」父子の個人資料館 ・リベラル21 ・声なき声の会 ・マガジン9 ・九条の会 ・侵攻社の少年 カテゴリ
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・湯浅 誠 『反貧困』 (岩波新書)
上(↑)の本を読んで、「もやい」を知り、そこで左のポスターに書かれたイベントの開催を知った(クリックで拡大)。 アナゴンの現在のしごととも、関わりなしとはしないので、東京・明治公園まで出かけてきた。報道も何社か取材に来ていたので、その夜のニュースを見た人もいるかもしれない。 「反貧困ネットワーク」の主催。2000人が集まったとか。 すまい・労働・食の危機・死刑廃止・社会保障等の12の分科会に分かれて、様々なアピールやディスカッションが繰り広げられた。アナゴンは、「死刑廃止」と、しごとに関連のある「労働」の分科会に参加。 労働分科会は、雨宮処凛氏の司会・進行で、過労死、過重労働、日雇い派遣等の実態を糾弾するシンポジウムを企画(写真左側で、マイクを手にしているのが雨宮氏。拡大可)。 『生き地獄天国』 という彼女の自伝を読んでいるところだったので、じつは、雨宮処凛とはどんな人物なのか、動いて、しゃべっている姿が見てみたかったというのが本当のところ。 雨宮女史の司会ぶりは、終始真摯で、発言者に対して、あたたかな共感に満ちたものだった。「ジェット・コースターのような…」というお決まりのフレーズがあるが、自伝を読む限り、このひとはそれどころか、垂直上昇、垂直落下を繰り返す、高速エレベーターのような人生を経験してきたよう。 しかし、ともかく今は、“プレカリアート”擁護の旗手として、マイノリティの声を代弁し続ける、女神(?) のような存在だ。比べるには無理があるだろうが、大正時代の金子文子の生き方に重なるような気がしなくもない。 アムネスティ・インターナショナル日本企画の死刑廃止分科会では、「死刑廃止クイズ」に挑戦。 10問中7問以上の正解で賞品がもらえるのだが、これがなかなかの難問。でも、アナゴンは8問の正解で、見事「人権パスポート」をGet! 以下に、設問を転載するのであなたもチャレンジしてみては? 正解はいつかこのブログで発表する予定 。 問1 日本の刑罰について、次のうち間違っているのはどれですか?写真は、その人権パスポートと、会場で本を買ったときに引いた福引きで当たった(!) Tシャツ。(拡大可) とにかく何かと刺激的な一日で、スタッフの皆さんのご苦労に敬意を表するのと同時に、自分自身が、何と、誰と連帯すべきなのか、再確認できた日となった。
by dra-wkw
| 2008-10-22 17:46
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